雨が降ったりやんだりした日ですが、岩手県立博物館にテーマ展「古・岩手のクロガネ-発掘から見えてきた古代~中世の鉄文化-」を見に行ってきました。

岩手県には南部鉄器や橋野高炉跡などがあり、鉄の生産地として話は上がるのでその話かなとか、蕨手刀の話、一関方面の鍛冶の話かなと思いきや、おもいっきりたたら製鉄についてが中心でした。
そしてその製鉄関連。鍛冶のこともあり、県央の話かなと思いきや沿岸部の話でして。そういえば「たたらやま(多々羅山)」とか、焼山遺跡とかあったなと思い出し、地名との結びつきを新発見。
大槌町の資料として絵巻物がありましたが撮影禁止のため撮影せず。その時代の雰囲気いっぱいで(それはそうなんだけど)わかりやすい資料でしたので、よろしければ展示をご覧ください。


テーマ展をみたあと、サラッと博物館内をぶらぶら。5月に来たばかりなのであまり変わってないかなと思いましたが、民俗資料に夏バージョンが増えてました。荒川文助デザインポスター展示も。

5月の時点であったとしたらごめんなさい。
「古美術」展示室の改装が終わってました
その、5月に行ったときに改装中だった古美術の展示室。改装が終わっていろいろ展示されてました。南部家の鏡台が展示されていたり、刀とかいろいろありましたが珍しかったのは鍔コレクション。


柄のこだわりも展示しているところは少ないかも。刀を見に行きたいなら一関博物館ですが、そこでもここまでのコレクションはなかったはず・・・今度見にいこう。
ぐるっとお散歩兼ねて植物園・岩石園へ

首長竜を横目に博物館を出て、雨も上がっていたので博物館の前にある植物園・岩石園へ。なんかこういつも花の時期を逃してくるなと思いますが、今回はきれいでしたよ。

笹。
クマザサ以外にも多くの笹があるので、あぁ、笹ってじつはいろいろ違うんだなと思いながら見ると楽しい。

行きに100段の階段をのぼるので帰りはゆっくり坂を降りて帰ります。アーチの部分がみえるこの位置が結構お気に入り。
9月から刀と鎧と兜が登場
ポスターや垂れ幕があるのみで詳細はどこにもありませんでしたが、9月から第70回企画展「よろい・かぶと・かたなの世界」が開催されるようです。南部家由来のものだけかな。それだと見たなぁ…